前回は
人工甘味料を1種類ずつ見ていきました。
 
 
 
アスパルテーム。
スクラロース。
アセスルファムK。
エリスリトール。
ステビア。
ラカント。
 
 
 
同じ「甘味料」でも
中身はけっこう違う
という話でした。
 
 
 
今回はそこから少し引いて
食品表示に並んでいるものを
そもそもどう分けて見ればいいか
を整理してみます。
 
 
 
正直、僕自身も
ある程度は気になっていました。
 
 
 
商品の裏を見ると
カタカナがずらっと並んでいて
なんとなく気にはなる。
 
 
 
でも、科学的にどこまで悪いのかは
ちゃんと知らなかったんですよね。
 
 
 
「なんとなく怖い」で止まるのが嫌で
改めて調べてみたのが今回の記事です。
 
 
 
同じ「添加物」として並んでいても
仕事は全然違います。
 
 
 
甘くするためのもの。
色をつけるためのもの。
傷みにくくするためのもの。
混ざりやすくするためのもの。
品質を安定させるためのもの。
 
 
 
これを全部同じ箱に入れて
「添加物は危険?」
と見ると、かなり判断しにくくなります。
 
 
 
この記事では
まず食品表示の地図を置きます。
 
 
 
そのあとで
甘味料、着色料、保存料、乳化剤、pH調整剤を
それぞれ
「何をするものか」
「日常でどこを見るか」
の順で見ていきます。
 
 
 
ひとつ先に言っておくと
「安全だと証明された添加物」は
ほぼ存在しません。
 
 
 
科学の構造上
「この条件では害を見つけられなかった」
とは言えても
「絶対に安全です」
を証明するのはかなり難しいです。
 
 
 
なので今回の記事は
「大丈夫です」と言い切る記事ではありません。
 
 
 
今の段階で
何がどれくらい言えて
日常ではどこから見ればいいのか。
 
 
 
ここを正直に並べる記事です。
 





まず食品表示の地図を置きます

 
日本の食品表示では
甘味料、着色料、保存料は
用途名を一緒に表示するルールになっています。
 
 
 
たとえば
「甘味料(スクラロース)」
のように
何のために入っているかが分かる形で
書かれます。
 
 
 
一方で
pH調整剤は「一括名」で表示できます。
 
 
 
つまり
「pH調整剤」と書くだけでよく
具体的な成分名を並べなくてもいい
別グループです。
 
 
 
この時点で
表示のルール上も
全部が同じ扱いではありません。
 
 
 
ここがけっこう大事です。
 
 
 
食品表示を見ると
カタカナがずらっと並んでいるので
全部まとめて怖く見えやすいです。
 
 
 
でも実際には
甘くするために入っているものと
色をつけるために入っているものと
傷みにくくするために入っているものでは
役割が違います。
 
 
 
役割が違うなら
気にする場所も変わります。
 
 
 
なので今回は
まずこの5つに分けます。
 
 
 
甘味料。
着色料。
保存料。
乳化剤。
pH調整剤。
 
 
 
この分類は
「名前を覚えるため」ではありません。
 
 
 
食品表示を見たときに
どこで止まるべきか。
どこは強く気にしなくていいのか。
どれは個別に見る価値があるのか。
 
 
 
そこを考えるための地図です。
 
 
 
では、まず甘味料から見ていきます。
 
 
 
 

甘味料は、中身がバラバラなので一括にしない

 
甘味料は
食品に甘さをつけるためのものです。
 
 
 
ただし
「甘味料」とひとことで言っても
中身はかなり違います。
 
 
 
FDAは
アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなどを
高甘味度甘味料として整理しています。
 
 
 
高甘味度甘味料というのは
少ない量でかなり強い甘さを出せる甘味料です。
 
 
 
ゼロ飲料や低糖質商品で
よく見るタイプですね。
 
 
 
一方で
エリスリトールは糖アルコールです。
 
 
 
アスパルテームやスクラロースのように
ごく少量で強い甘さを出すタイプとは
少し違います。
 
 
 
ラカントは
エリスリトールと羅漢果由来成分を組み合わせた
ブレンド商品として見る方が近いです。
 
 
 
ステビアや羅漢果由来成分は
植物由来の甘味成分として
また別で見た方が分かりやすいです。
 
 
 
つまり
甘味料を見るときは
まずこう分けます。
 
 
 
ゼロ飲料によく入っている甘味料なのか。
砂糖の代わりに粉として使いやすい甘味料なのか。
植物由来の甘味成分なのか。
ブレンド商品なのか。
 
 
 
ここを分けるだけで
「人工甘味料は全部怖いのか?」
という見方から少し離れられます。
 
 
 
甘味料については
前回の記事で詳しく見ました。
 
 
 
今回の記事では
甘味料は「甘くするためのもの」だが
中身は一括にしない。
 
 
 
ここまで押さえておけば大丈夫です。
 
 
 
次は着色料です。
甘くするためではなく
見た目のために使われるものです。
 
 
 
 

着色料は、色のためのものです

 
着色料は
食品に色をつけるためのものです。
 
 
 
FDAは着色料の役割として
光、空気、温度、保存条件で失われる色を補うこと。
自然な色のばらつきを整えること。
色のない食品に見た目の色をつけること。
 
 
 
このような目的を挙げています。
 
 
 
つまり
甘さでも保存でもなく
基本は見た目のためのものです。
 
 
 
では
「結局、体に悪いのか」
という話です。
 
 
 
着色料全体をまとめて
危険と見るのは言いすぎだと思います。
 
 
 
承認されている着色料全体について
普通の食品の使い方で
大きな健康被害がはっきり出ている
という話は強くありません。
 
 
 
ただし
一部の合成色素については
少し別で見ます。
 
 
 
タートラジン、いわゆる黄色4号など
一部の合成色素と
子どもの多動や注意力への影響を見た研究があります。
 
 
 
有名なのは
子どもを対象にしたランダム化二重盲検プラセボ対照試験です。
 
 
 
ランダム化二重盲検プラセボ対照試験というのは
ざっくり言うと
研究する側も参加する側も
誰がどの条件か分かりにくい形で比べる研究です。
 
 
 
観察研究より
介入の影響を見やすい研究デザインです。
 
 
 
ただし
この話を全着色料に広げるのは早いです。
 
 
 
「着色料全部が危険」
ではなく
「一部の合成色素では、子どもで少し気にする余地がある」
くらいの見方が近いです。
 
 
 
僕なら、着色料は
大人がたまに食べる食品で毎回止まる優先度は低いです。
 
 
 
ただし
子どもが毎日のように食べるお菓子や飲料なら
どの着色料が入っているかを見る価値はあります。
 
 
 
ここで大事なのは
「着色料」と書いてあるだけで全部避けることではありません。
 
 
 
子どもがよく食べるものか。
同じ商品を毎日のように食べているか。
一部の合成色素が入っているか。
 
 
 
この順番で見る方が現実的だと思います。
 
 
 
次は保存料です。
ここは「人工っぽいもの」と見るより
何のために入っているかから考えた方が分かりやすいです。
 
 
 
 

保存料は、傷みにくくするためのものです

 
保存料は
食品が傷みにくくなるようにするためのものです。
 
 
 
FDAは保存料について
カビ、空気、細菌、真菌、酵母などによる
劣化を遅らせること。
 
 
 
また
食中毒につながる汚染のコントロールにも
関わる場合があることを説明しています。
 
 
 
つまり保存料は
「なんか人工っぽいもの」ではなく
保存性や安全性のために入っているものです。
 
 
 
もちろん
保存料が入っているから何でも良い
という話ではありません。
 
 
 
ただ
保存料を全部悪者として見ると
食品が傷みにくくなるという役割を
見落としやすいです。
 
 
 
では
「結局、体に悪いのか」
という話です。
 
 
 
保存料全体をまとめて
危険とは言いにくいです。
 
 
 
ただし
保存料は個別成分で話がかなり変わります。
 
 
 
たとえば加工肉などに使われる亜硝酸塩は
別枠で見た方がいいです。
 
 
 
IARC、国際がん研究機関は
加工肉をグループ1
赤肉をグループ2Aに分類しています。
 
 
 
この中で
亜硝酸塩やN-ニトロソ化合物の話は
加工肉のリスクを考えるうえで出てきます。
 
 
 
ここは
ただの「保存料が怖い」ではなく
加工肉をどれくらいの頻度で食べるか
という話とセットで見る必要があります。
 
 
 
一方で
酢酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなどは
食品使用量での強い害を示す
確定的な根拠は今のところ強くありません。
 
 
 
なので僕なら
「保存料」と書いてあるだけで
毎回止まる優先度は低いです。
 
 
 
見るならまず
加工肉を毎日のように食べているか。
 
 
 
そこに亜硝酸塩が関わっているか。
 
 
 
ここから見ます。
 
 
 
たまに食べる加工食品に
保存料と書いてあるだけで
毎回ビビる必要はないと思います。
 
 
 
ただし
ハム、ソーセージ、ベーコンのような加工肉を
かなり頻繁に食べる人は
保存料だけでなく
加工肉そのものの頻度を見た方がいいです。
 
 
 
次は乳化剤です。
今回の中では
今後の研究を追いたい場所です。
 
 
 
 

乳化剤は、混ざりにくいものを混ぜるためのものです

 
乳化剤は
本来は混ざりにくいものを
混ざりやすくするためのものです。
 
 
 
たとえば
水と油のように分かれやすいものを
なめらかに保ちやすくします。
 
 
 
甘さでも色でも保存でもなく
食感、なめらかさ、分離しにくさに
関わるグループです。
 
 
 
では
「結局、体に悪いのか」
という話です。
 
 
 
乳化剤は
今回の中では
今後も追いたい場所です。
 
 
 
理由は
腸内細菌叢や腸のバリア機能への影響を示す研究が
出てきているからです。
 
 
 
腸内細菌叢というのは
腸の中にいる細菌の集まりです。
 
 
 
腸のバリア機能は
体に入ってほしくないものを
腸の壁でなるべく通しにくくする働きです。
 
 
 
2015年にNatureに掲載された研究では
ポリソルベート80や
カルボキシメチルセルロースが
マウスの腸内環境に影響を与えることが示されました。
 
 
 
ポリソルベート80や
カルボキシメチルセルロース、いわゆるCMCは
乳化剤や増粘安定剤として使われる成分です。
 
 
 
ただし、ここはかなり慎重に見たいです。
 
 
 
現時点では
動物実験や小規模のヒト試験が中心です。
 
 
 
人で確定的に強い害が出る
とまでは言いにくい段階です。
 
 
 
ここで言いたいのは
「乳化剤入りの商品を全部避けよう」
ではありません。
 
 
 
まず見るのは
同じような乳化剤入りの商品を
毎日のように大量に食べているかです。
 
 
 
たとえば
菓子パン、アイス、クリーム系のお菓子
加工食品、ドレッシング、ソース類などが
毎日のように重なっている。
 
 
 
その中に
ポリソルベート80やCMCがよく出てくる。
 
 
 
こういう場合は
少し気にしてもいいと思います。
 
 
 
一方で
たまに食べるものに乳化剤が入っているから
全部ダメと見るのは行きすぎです。
 
 
 
また
大豆レシチンや菜種レシチンなど
食品中にもともとある成分に近い乳化剤は
相対的に低懸念寄りで見ます。
 
 
 
僕の見方としては
乳化剤は断定するにはまだ早い。
 
 
 
でも
今回の中では今後の研究を追う価値がある場所です。
 
 
 
見るなら
乳化剤という名前だけではなく
どの成分が
どれくらいの頻度で
どんな食品から入っているかです。
 
 
 
次はpH調整剤です。
名前だけ見ると分かりにくいですが
ここは強く止まる優先順位は高くないです。
 
 
 
 

pH調整剤は、品質を安定させるためのものです

 
pH調整剤は
名前だけだと分かりにくいです。
 
 
 
消費者庁の資料では
「食品を適切なpH領域に保つ目的で使われる添加物」
として整理されています。
 
 
 
pHというのは
酸性、アルカリ性のバランスです。
 
 
 
そのバランスを調整することで
食品の品質が安定しやすくなります。
 
 
 
「保存料みたいなもの?」
と思う人もいるかもしれません。
 
 
 
半分は近いです。
 
 
 
酸性の環境では
カビや菌が増えにくくなることがあります。
 
 
 
なので結果として
保存性が上がることはあります。
 
 
 
ただし
「カビを直接やっつけるのが目的」
ではありません。
 
 
 
pHを安定させた結果として
菌が増えにくくなることがある。
 
 
 
この方が正確です。
 
 
 
消費者庁の分類上も
保存料とpH調整剤は別グループです。
 
 
 
では
「結局、体に悪いのか」
という話です。
 
 
 
pH調整剤は
この名前だけで強く警戒する優先順位は
高くないと思います。
 
 
 
クエン酸や酢酸ナトリウムのように
食品の中にもともと存在しやすい成分も多く
全体としては低懸念寄りです。
 
 
 
大きな害を強く示す研究は
今のところ目立ちません。
 
 
 
機能の整理と
規制当局の扱いが土台になります。
 
 
 
僕なら
pH調整剤と書いてあるだけで
毎回止まることはしません。
 
 
 
見るなら
その食品をどれくらいの頻度で食べているか。
食事全体が加工食品に偏っていないか。
 
 
 
こっちです。
 
 
 
pH調整剤そのものを
最初に怖がるより
まず食品全体の頻度と量を見る方が
日常では使いやすいと思います。
 
 
 
ここまでで
主なカテゴリを見ました。
 
 
 
次に
「安全だと証明されたわけではない」
という話をしておきます。
 
 
 
 

「安全だと証明された」わけではない

 
ここまで各カテゴリを見てきましたが
最後に正直に言っておきたいことがあります。
 
 
 
今回の整理は
「添加物は全部安全です」
という話ではありません。
 
 
 
科学の構造上
「安全だ」を証明することは難しいです。
 
 
 
できるのは
「この量で害を見つけられなかった」
「今ある研究では強い害は出ていない」
「この条件では大きな問題が見えにくい」
というところまでです。
 
 
 
FDAのADI、つまり一日摂取許容量は
動物実験で悪影響が出なかった量をもとにして
そこに安全係数をかけて
人の上限目安を設定しています。
 
 
 
これは
今ある方法の中では
かなり慎重な設計です。
 
 
 
でも
絶対に安全の保証ではありません。
 
 
 
なので
「害があるという研究がないだけで
将来出てくるかもしれない」
という感覚は分かります。
 
 
 
僕も調べながら
完全にすっきりしたわけではありません。
 
 
 
ただ、それを踏まえたうえで
今の段階で言えることがあります。
 
 
 
アルコール。
喫煙。
肥満。
運動不足。
睡眠不足。
 
 
 
このあたりは
健康への悪影響として
添加物より根拠がかなり強いです。
 
 
 
添加物が将来
今より悪く評価される可能性はあります。
 
 
 
でも、今ある根拠の重さで見るなら
まずこっちを先に見た方が合理的です。
 
 
 
だから僕なら
添加物をゼロにする方向ではなく
頻度が高いものから見ます。
 
 
 
毎日食べるもの。
子どもがよく食べるもの。
同じ商品をずっと食べているもの。
加工肉のように、個別で根拠が少し強いもの。
乳化剤のように、今後の研究を追いたいもの。
 
 
 
この順番です。
 
 
 
「完全に安心」は言えません。
 
 
 
でも
「今すぐ一番怖がるべき相手か」
というと、それも違うと思います。
 
 
 
これが今の正直な整理です。
 
 
 
 

今回のまとめ

 
現在の根拠で
日常の優先順位に落とすなら
こう見ます。
 
 
 
着色料
 
全体をまとめて危険とは見ません。
 
 
 
ただし、一部の合成色素は
子どもがよく食べる商品なら
種類を見る価値があります。
 
 
 
大人がたまに食べるものなら
最初に強く止まる優先順位は低めです。
 
 
 
保存料
 
保存料という表示だけで
毎回止まる優先度は低いです。
 
 
 
ただし、加工肉を毎日食べる人は
亜硝酸塩や加工肉そのものの頻度を
別枠で見ます。
 
 
 
乳化剤
 
断定はまだ早いです。
 
 
 
ただし、ポリソルベート80やCMCなど
気になる研究が出ている成分はあります。
 
 
 
同じような乳化剤入りの商品を
毎日のように大量に食べているなら
少し気にする価値はあります。
 
 
 
pH調整剤
 
この名前だけで
強く止まる優先順位は低いです。
 
 
 
クエン酸や酢酸ナトリウムなど
食品にもともとある成分に近いものも多いです。
 
 
 
まずはpH調整剤そのものより
その食品をどれくらいの頻度で食べているかを見ます。
 
 
 
今回いちばん伝えたいのは
添加物は全部同じ怖さではない
ということです。
 
 
 
そして
添加物だけを見て
食事全体を見落とさないことです。
 
 
 
毎日食べるものなのか。
たまに食べるものなのか。
子どもがよく食べるものなのか。
加工肉のように個別で見るべきものなのか。
 
 
 
ここまで分けると
食品表示を見たときに
毎回同じ強さでビビらなくて済むと思います。
 
 
 
今回は
食品添加物をどう分けて見るか
という地図までです。
 
 
 
次は
実際に食品表示を見たとき
どこを気にして
どこは気にしすぎなくていいのか。
 
 
 
そこまで落としていきます。
 
 
 
 

次に読むなら

 
人工甘味料については
前回の記事で詳しく整理しています。
 
 
 
アスパルテーム。
スクラロース。
アセスルファムK。
エリスリトール。
ステビア。
ラカント。
 
 
 
このあたりを
「甘味料」と一括にせず
それぞれどう見るかをまとめています。

 
 
 
迷ったらプロフィールからどうぞ。
 
 
 
最後まで読んでくれてありがとうございます。
整理された・参考になったと思ったら
スキを押してもらえると励みになります!
 
 
 


参考文献・参考資料

消費者庁「食品添加物表示に関するマメ知識」
エビデンスの種類:公的機関資料。食品添加物の表示ルールや用途名表示の確認に使いました。
消費者庁「簡略名又は類別名一覧表」
エビデンスの種類:公的機関資料。pH調整剤など一括名で表示できるグループの確認に使いました。
消費者庁「知っておきたい食品の表示」
エビデンスの種類:公的機関資料。食品表示制度の全体像を確認するために使いました。
FDA. Color Additives in Foods.
エビデンスの種類:公的機関資料。着色料の役割や表示の考え方を確認するために使いました。
FDA. Color Additives Questions and Answers for Consumers.
エビデンスの種類:公的機関資料。着色料の安全性評価と消費者向け説明の確認に使いました。
FDA. Food Additives and GRAS Ingredients - Information for Consumers.
エビデンスの種類:公的機関資料。食品添加物やGRAS成分の基本的な考え方を確認するために使いました。
IARC. Agents Classified by the IARC Monographs, Volumes 1–135.
エビデンスの種類:国際機関の分類資料。加工肉・赤肉などの発がん性分類の確認に使いました。
EFSA. Re-evaluation of six food colours.
エビデンスの種類:規制当局の評価資料。一部の合成色素と子どもの行動への影響を整理するために使いました。
McCann D, et al. Food additives and hyperactive behaviour in 3-year-old and 8/9-year-old children in the community: a randomised, double-blinded, placebo-controlled trial. Lancet. 2007.
エビデンスの種類:RCT。合成色素と保存料の組み合わせが子どもの行動に与える影響を見た研究として使いました。ただし全着色料にそのまま広げるものではありません。
Chassaing B, et al. Dietary emulsifiers impact the mouse gut microbiota promoting colitis and metabolic syndrome. Nature. 2015.
エビデンスの種類:動物実験中心の基礎研究。ポリソルベート80やCMCが腸内環境へ影響する可能性を見るために使いました。人で確定的な害を示す研究ではないため、解釈には注意が必要です。