「体重は毎日測ってる」
「食事もなんとなく記録してる」
でも、それで次に何を直せばいいか
分からない。
これ、かなり多いです。
記録は、頑張った証明のために
やるものではありません。
目的はひとつ。
設計と現実のズレを見つけて
次の一手を決めることです。
この記事では
僕が100kgから22kg落としたときに
使っていた「身体再設計シート」の
考え方を整理します。
ポイントは4つだけです。
- 体重は単日ではなく7日平均で見る
- 設計値と実績の差をΔで見る
- バグは前提にして、安全マージンを組む
- NEATは数値で追い込まず、行動ルールで回す
最初に結論
記録の目的は
自分を褒めることではありません。
ズレを見つけて、修正することです。
体重は毎日変わります。
でも、その多くは
脂肪だけの変化ではありません。
だから見るべきは
今日の数字ではなく、数日の流れ。
そして、感情ではなく、差分です。
減量は根性勝負ではなく、運用です。
この感覚を持てると
かなり崩れにくくなります。
まずは、記録が空回りする理由から
見ていきます。
記録の目的は「安心するため」ではなく「直すため」
記録している人ほど
たまにこうなります。
- 今日は増えた
- うわ、やばい
- もっと減らさなきゃ
- でも崩れる
- 自己嫌悪になる
この流れ、かなりもったいないです。
記録は、気分を上下させるための
道具ではありません。
ズレを発見して
修正するための道具です。
つまり、記録の価値は
「ちゃんとやってる感」ではなく
「次に何を直すかが見えること」
にあります。
じゃあ、具体的に何を見るか。
まずは体重からです。
体重は7日平均で見る
体重は脂肪だけを映しません。
- 水分
- 塩分
- グリコーゲン
- 胃腸内容物
- 便通
- 睡眠不足
- 外食後のむくみ
こういうノイズで、普通にブレます。
だから、単日の体重で判断すると
メンタルが先に壊れやすいです。
ここで使いやすいのが
7日移動平均です。
つまり簡単に言うと
直近7日分の体重を平均して
その数字の流れを見る方法ですね。
大事なのは
「7日が絶対に科学的正解」
という意味ではないことです。
7日平均は、ノイズを少しならして
傾向を見やすくするための
実用的な方法です。
整理するとこうです。
今日の体重 = ノイズが多い
7日平均 = 傾向が見えやすい
人によっては
14日平均とか30日平均の方が
気持ちが安定することもあります。
ここは厳密さより
続けやすさを優先していいと思います。
傾向が見えたら
次は「ズレ」の見つけ方です。
Δ(差分)でズレを可視化する
次に大事なのが、Δです。
難しそうに見えるけど
意味はシンプルです。
Δ = 目標と実績の差
たとえば
- 食事量の予定と実際
- たんぱく質の目標と実際
- 体重推移の想定と実際
この差を見る。
ここが見えると
「うまくいってない……」で
止まらなくなります。
やることは1つだけです。
どこがズレたかを見つけて、直す。
感情で自分を責める代わりに
仕組みで原因を探す。
この考え方に変わるだけで
かなり強くなります。
ただ、そもそもの話として
ズレない前提で設計すると
必ず苦しくなるんですよね。
バグは前提で設計する
減量って、予定どおりに
進まない日が普通にあります。
- 外食した
- 週末に崩れた
- たんぱく質が足りなかった
- 脂質が多かった
- 仕事で疲れて動けなかった
こういうバグはゼロになりません。
だから最初から
多少ズレても破綻しない設計に
しておく方が崩れにくいです。
大事なのは
バグが出ないことではなく
バグが出ても戻せること。
そのために必要なのが
安全マージンです。
赤字は強すぎるより、続く方がいい
ここもかなり大事です。
赤字幅は
大きければ勝ちではありません。
折れたら負けです。
なので、最初から強く削りすぎるより
まずは中等度の赤字で始めた方が
運用しやすいです。
目安としては
まず1日あたり300〜500kcalくらいの
控えめな赤字から始めて
体重推移とコンディションを見ながら
微調整する方が安全なことが多いです。
500kcalというと
コンビニのおにぎり2個と
甘いカフェラテ1杯分くらいですね。
これくらいなら
生活を壊さずに削れる人が多いです。
見るべきコンディションは
このへんです。
- 睡眠
- 疲労感
- 空腹感
- トレーニング強度
- 日中のだるさ
数字だけ強くしても
運用が壊れたら意味がないです。
で、それでもバグは出ます。
出たときの動き方を先に決めておきます。
バグが出たら、反省会よりFIX
予定外に食べた。
脂質を取りすぎた。
外食で糖質が増えた。
こういう日は普通にあります。
そのときにやるべきことは
長い反省会ではありません。
FIXです。
たとえば
- 脂質を多く摂った → 翌日は脂質を少し抑える
- 糖質が多かった → 主食量を少し調整する
- たんぱく質が不足した → 次の食事や補助で埋める
要するに、等価交換で戻す。
バグは前提。
戻せる設計が正義。
ここを先に決めておくと
かなり折れにくいです。
次は、見落とされやすい
消費側の話です。
NEATは数値より行動ルールで回す
NEATはかなり大事です。
つまり簡単に言うと
運動以外の日常の動き
(歩く、立つ、家事など)で
使っているエネルギーのことですね。
ただ、管理の仕方は
少し注意がいります。
NEATは個人差も日内変動も大きくて
数値として完璧に追いすぎると
逆に運用が壊れやすいことがあります。
なので、実際には
こういう形の方が回りやすいです。
- 階段を使う
- 1時間に1回は立つ
- 近距離は少し歩く
- 食後に少し動く
- 遠回りを1回だけ入れる
つまり、NEATはノルマよりルール。
この方が
意志の力を食いにくいです。
そして最後に
記録そのものの落とし穴です。
管理項目を増やしすぎない
減量が崩れる人は
管理項目を増やしすぎて
壊れていることがあります。
- 歩数
- 消費カロリー
- 摂取カロリー
- PFC
- 体重
- 睡眠
- 水分
- トレ記録
- 気分
全部ちゃんと見ようとすると
疲れます。
だから、効きが大きいところに
集中するのが大事です。
僕の割り切りはこうでした。
行動は習慣化に任せる。
数値は食事に集中する。
全部見るより
効くところをちゃんと見る方が
崩れにくいです。
まとめ
身体再設計シートで見るものは
結局この4つです。
- 7日平均で傾向を見る
- Δでズレを見る
- バグが出ても戻れる設計にする
NEATはルールで回す
大事なのは
完璧にやることではありません。
ズレても直せること。
崩れても戻れること。
その前提で運用すること。
結局、勝つのは
「1回もバグらない人」ではなく
「バグってもFIXして戻れる人」
だと思います。
ここから先は、少しだけ宣伝です。
この記事では
記録の「見方」を整理しました。
ただ、見方が分かっても
そもそもの設計値——
開始カロリー、PFC、記録ルール——が
決まってないと、Δの出しようがないんですよね。
そこを最初から最後まで
自分の数字で決められるように
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